こんにちは。
皆さんの中には、将来「学校の先生」になりたいと
考えている人もいると思います。
そこで今日は「教員免許」の「種別」について
お話したいと思います。
一般に一番なじみが深い「普通免許状」の場合、
「専修免許状」/「一種免許状」/「二種免許状」の
3種類があります。
それぞれ、
「専修免許状」は大学院、
「一種免許状」は大学、
「二種免許状」は短期大学、
で必要なことを学ぶことによって取得が可能です。
(教員免許を取得可能な大学は文部科学省のホームページで
確認することができます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/index.htm )
一応、免許状の種別によって「職務上の差異はありません」と
文部科学省も謳っています。
要はどの免許でも、とりあえず先生に「なることはできる」ということです。
ただ、ここで注意が必要なのですが、
高校の教員免許では「二種」が存在しません。
中学校以下の学校では「二種」、
すなわち短期大学で免許を取得することができますが、
高校で先生をやろうと思うと「一種」が必要になります。
(内容が難しくなるので当たり前と言えば当たり前ですが)
例えば、中学校の先生をやりたいと思って短大へ行って、
勉強していく中で「高校も」となったとしたら、
「一種」が取れる大学へ編入したりといった回り道が必要になります。
当然「一種」の方が学ぶことは多いですし、
「二種」で教員として仕事を始めても、
仕事をしながら「一種」を取得することが
努力目標として課せられます。
ここまで聞いて、あなたならどの道を選びますか?
教員に限らず、資格が必要な職業を志望している人は、
その資格そのものだけでなく、背景やその先の道についても
調べてみてくださいね。
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