大学受験において、偏差値は大きな指標となります。
最近ブームになったビリギャルでも、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」となってますし、偏差値は受験において大事な指標です。
大学の偏差値というのは、操作できる指標といわれています。 そして、多くの学校が行っている実態があります、、、、今回は、偏差値の上げ方について調べた内容について書きたいと思います。
大学としても、現在多くの学校が乱立し、高校生の奪い合いになっている状態で、少しでも偏差値をあげて受験者を多く集めたいと考えるのは必然です。
また、高校の先生も、学校によっては、何人の高校生を○○大学に進学させた!というのが評価になっている場合もあり、受験生も2つの大学に合格した時に、多くの学生が偏差値の高い大学を選ぶ傾向があります。
では、偏差値の上げ方とはどういった方法なのか??
■一般受験を減らし、推薦の枠を多くする
偏差値とは、一般受験をした人の学力の数字となります。そのため、推薦入試の枠を増やせば、必然的に偏差値は上がります。また付属の高校を作ることも、同様のメリットを得ることが出来ます。
ただ、「大学における推薦入試の募集人員は、附属高等学校長からの推薦に係るものも含め、学部等募集単位報告ごとの入学定員の5割を超えない範囲において各大学が定めるものとする」という文部科学省からの通知があり是正されてい部分もあるようです。
様々な私立大学が、付属校を作っているのも、このようなことを見込んでいます。
■科目数を減らす
科目数が少ないと、特定教科だけ得意とする学生が受験することになり、偏差値が高く出る傾向があります。1教科受験などで、偏差値を高く見せる大学もあります。
■成績優秀かつ入学意思のない学生を受験させる。
何かの報酬を与えるなどして、合格者に優秀な学生を多く入れようとする方法です。入学意志のない学生で埋める事で偏差値が上昇します。不足する合格者は推薦入試の入学者数で補えば、偏差値は上がります。このやり方をおこなった某大学も実際にありました。
■入試方式を充実させる
多彩な入試方式を導入してそちらに多くの定員を割り振ることで、偏差値比較の対象となる入試日程の定員を意図的に減らすことも、偏差値を上げることにつながります。また、複数回の受験により受験料収入の増加も見込めます。
このような形で、一般受験より推薦入試などで入学者数を増やすことで偏差値が上がるため、推薦を多くしている大学が多いです。
あの学校が偏差値が高いからいい!最近偏差値が上がったから評価できる!?
などというのは、大学側が作った数字なのかもしれません。その数字に踊らされている受験生って何なんでしょうね、、、、就職実績や教育内容で学校の良さが評価される日は来るのでしょうか、、、
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