創るお仕事 建物編 | ガクラボ
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創るお仕事 建物編

こんにちは!

今回は建物を設計、工事監理等の業務を行うために必要な資格、建築士についてお話します。

 

建物をつくる、あるいは改築やリフォームをすることは、個人にとっても企業にとっても大変なことです。
建築士はその要望に応じて安全で快適な建物を作るのに必要な資格です。

 

建築士の主な業務は

①調査企画
・敷地選定のための調査企画
・建築計画諸元確定のための調査研究
・工事費予算確定のための調査研究
・建築物の現状調査

②設計
・設計図作成、仕様書作成、工事費積算書作成

③監理
・工事実施の際、設計図と照合し円滑に進行され、かつ設計図どおりかを確認する。

となっています。

 

建築士には建物の広さ、高さ、構造によって1級建築士、2級建築士、木造建築士の3資格があります。
設計する建物の制限が無い1級建築士ですが、その取得は難関であることが知られ、受験者の10%程しか合格しないそうです。
受験資格は1級建築士は大学等で建築や土木の課程を卒業して、所定の期間建築の実務経験を積むこと、二級建築士として4年以上の実務経験を積むことなどで得られます。
2級建築士と木造建築士の受験資格は大学等で建築や土木の課程で所定の単位数を得ること、それに応じた所定の期間建築の実務経験を積むことで得られます。
資格の区分としては1級が国家資格、2級と木造は都道府県の管轄であり、試験内容は学科試験と設計製図から成ります。

 

建築物の設計及び工事監理は公共の安全に重大な影響をもたらします。
そのため、建築士となるには高度な教育と経験がなければなりません。
また、優れた建物は周りと美観を作るものでもあり、より好ましい環境を作っていく文化的な役割も担うと言えます。
1つの建物にとどまらない“創造”が出来る職業ですね。

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更新日時:2013-04-10 14:32