こんにちは。
今日は、『学校の定期テスト』ついて話をします。簡単に言えば、『定期テスト』と『受験勉強』の両立ができれば、金銭的に進学が困難な学生も大学生活が送れる可能性が高いからです。
学校の定期テストは、あなたの受ける大学の試験と傾向が違う可能性が非常に高いです。学校の定期テストの成績がいくら良くても『推薦入試』といったもので必要とされるくらいで、一般入試では全く関係ありません。定期テストは、大学の合格に直結しない可能性が非常に高いです。過去問を見て確認をしてみてください。
だからといって、『学校の定期テスト』が無駄かと言えば、そうではありません。独立行政法人日本学生支援機構では、第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(利息付き)というものがあります。
<大学入学前及び1年次審査>
1.第一種 学力基準
(1) 高等学校又は専修学校高等課程の1年から申込時までの成績の平均値が3.5以上
(2) 高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格検定に合格した人、又は科目合格者で機構の定める基準に該当する人
2.第二種 学力基準
(1) 高等学校又は専修学校(高等課程)における学業成績が平均水準以上と認められる者
(2) 特定の分野において特に優れた資質能力を有すると認められる者
(3) 大学における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められる者
(4) 高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定)に合格した人、又は科目合格者で機構の定める基準に該当する人
<大学1年次及び2年次審査>
1.第一種 学力基準
(1年次)
(1) 高等学校最終2か年又は専修学校高等課程最終2か年の成績が3.5以上
(2) 高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格検定合格者で、上記(1)に準ずると在学学校長から認められる者
(2年次以上)
大学における学業成績が本人の属する学部(科)の上位1/3 以内の者
2.第二種 学力基準
(1) 出身学校又は大学における学業成績が平均水準以上と認められる者
(2) 特定の分野において特に優れた資質能力を有すると認められる者
(3) 大学における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められる者
(4) 高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格検定合格者で、上記に準ずると認められる者
第一種と第二種の併用も可能です。
第一種奨学金では、「高等学校最終2か年又は専修学校高等課程最終2か年の成績が3.5以上」が要求されています。また、大学2年次以上では「大学における学業成績が本人の属する学部(科)の上位1/3 以内の者」が要求されています。
この二つの文だけが具体的な数字で基準を述べています。後者の方は、大学に入ってからの話ですので、前者の方の「高等学校最終2か年又は専修学校高等課程最終2か年の成績が3.5以上」がポイントです。
学校の定期テストは無駄ではありません。将来的に役に立つことでしょう。
しかし、そもそも大学に合格しなければ、もともこもありませんが・・・・・。
ただ、金銭的な理由で大学を諦めないで欲しいと強く思います。頑張って下さい!
応援しています!