ここ10年前の話であれば、良い就職先に就きたいのであれば、大学を卒業しろ!みたいな風潮があり、必ずと言っていいほど、【大学卒】というものが必要でした。ですが、最近ではそういった事もなくなってきており、大学卒だからいい企業に就職できるということではなくなりました。
大学で何をしてきたのか?遊んできたのか?こういったところが大学では問われてきていますし、専門学校へ行って、しっかり資格を取って就職活動している子の方が、企業側からすると欲しがるパターンも多いのです。
ダブルスクールをして、資格を取ろうとする大学生
どうしても就職ができない大学生たちは、専門学校に頼ります。就職活動を諦めて、公務員学校にダブルスクールで通う人。卒業後、資格を取得するために専門学校に入りなおす人。など以前に比べると本当に増えましたね。
こんな時代ですので、進学校に行っている高校生でも、専門学校への進学する人だってざらにいるわけです。
どんな専門学校が人気なのか
どんな専門学校が人気なのか?近年は、専門学校も非常に多様化してきており、様々なカテゴリーがここ10年で増えました。
看護・医療系の学校
女性に人気の看護/医療系です。いまだ人材が不足しており、職場を比較的自由に選ぶことができる。そして、収入も高く、女性の職場だから不当な差別も受けることがない。このような理由で、人気が高まっているのです。近年では、男性で看護師を目指す方も珍しくはなくなっています。
リハビリ、福祉系の学校
リハビリ・福祉系の専門学校も特に人気です。理学療法士・作業療法士・社会福祉士などが国家資格ですからね。整骨院の先生になるための資格、柔道整復師なども非常に人気です。高齢化が進んでいますから、介護系の職業の需要も高いです。
公務員学校の学校
司法書士・行政書士などの法律系の資格、税理士・会計士などの経済系資格も人気となっています。
大原学園とか公務員になる為に総合的な勉強ができる専門学校が人気です。
まとめ
専門学校は、入試競争がほとんどないのが特徴であり、どの専門学校も高い就職率です。100%というような表示も近年では珍しくありません。ただ、専門学校は授業が高校並みに詰まっていて、ハードスケジュールなのが一般的。卒業するのが難しく、試験に合格できないような人材は容赦なく退学させているようなところもあるようです。
大学いくか専門学校へ行くかは、目的意識で決まってますね、将来こういった職業につきたいと明確であれば、専門性を高める学校へ行くのもありですし、総合的に色々見て考えたいという思いなら大学もありです。
ただ、今の段階で言えることは、大学、専門学校の就職率で行くとどちらも差がなく、個人の取組み方しだいということを理解しておいてください。