こんにちは!
今日は、医療や福祉の現場で活躍する職業、
理学療法士・作業療法士について紹介します。
この職業になる資格試験を受けるためには、
文部科学大臣指定の学校または厚生労働大臣指定の養成施設で3年以上、
必要な知識と技能を修めなければなりません。
試験内容は
◆理学療法士
【一般問題】
解剖学 生理学 運動学 病理学概論 臨床心理学
リハビリテーション医学(概論を含む)臨床医学大要及び理学療法
【実地問題】
運動学 臨床心理学 リハビリテーション医学 臨床医学大要及び理学療法
◆作業療法士
【一般問題】
解剖学 生理学 運動学 病理学概論 臨床心理学
リハビリテーション医学(概論を含む) 臨床医学大要及び作業療法
【実地問題】
運動学 臨床心理学 リハビリテーション医学 臨床医学大要及び作業療法
になります。
学ぶ内容は同じで、
臨床医学大要及び理学療法と臨床医学大要及び作業療法のみ違います。
学習内容だけ見ると違いがわかりにくいので、
簡単に違いを説明させて頂きます。
理学療法士は、
身障者の基本的な動作能力を回復させる事を目的とし、
作業療法士は基本的な動作能力を回復」した患者に対して、
日常生活に復帰できるような動作を回復させる事に仕事の重点が置かれます。
理学療法士は科学的なリハビリを主とするのに対し、
作業療法士は、
手芸や工芸、絵画など創作活動を通して精神疾患等を伴った患者や、
認知症などを患った高齢者の動作回復も業務に含まれます。
就職先で共通するのが、病院やリハビリセンター、福祉施設となります。
理学療法士はそれに加えて、スポーツ専門のリハビリ施設があり、
作業療法士は病院の精神科などが就職先として候補に挙げられます。
違いを認識したうえで、学科を選択しましょう。