一般入試を受ける受験生にとって、
ちょうど今の時期は各予備校の模試の結果を見て、
どの大学へ出願しようかと悩みやすい頃だと思います。
出願自体は年明けに行うことが多いと思いますが、
出願に必要な書類を書店に買いに行ったり、
場合によっては大学に直接請求しなくてはいけないので、
今のうちから準備しておいた方がいいですよ。
さてここからが本題です。
みなさんは模試の結果のどこを見て、出願先を決めていますか?
ほとんどの人が合格率の判定のところを見ると思います。
この合格率の算出方法を知っていますか?
さらに、よく耳にする
「合格ボーダーライン」の意味を正しく理解できているでしょうか?
一般的に言われている合格ボーダーラインというものは合格率50%を示しています。
例えば、
去年のセンター試験の結果が900点満点中700点をとった人が10人いたとします。
その10人がA大学を受けて5人が合格しました。合格率は50%です。
つまりセンター試験で700点をとれば、
A大学の合格ボーダーラインに達したことになります。
みなさんはこの事実を知っていたでしょうか?
これを知った上でさらに考えてほしいことがあります。
あなたが今行きたいと考えている大学は合格率何%なら受ける価値があるのか?ということです。
「浪人は出来ないから現役合格するんだ」という人は、
辛うじてボーダーラインを越えているレベル大学は出願すべきではありません。
また「浪人してでも、この大学なら行く価値はある」と思っている人は、
例えボーダーラインを下回って合格率30%となっていても、
実際に合格している人はいるわけなので、受験すべきだと思います。
あなたにとって、その大学は行く価値がある場所なのか?
そういった情報を今後もこのガクラボを通じてお知らせしていきたいと思います。