こんにちは!今日のテーマは「働く女性」についてです☆
皆さんは、「働く女性」と聞くとどんなイメージがありますか?
「うちのお母さん、働いてるよ」「カッコイイ!」「子育てとの両立が大変そう…」
など、色々なイメージが浮かんできそうですね☆
男女雇用機会均等法制定(1985)から20年経った2005年、
「働く女性1万人ネット調査」という調査が行われました。
それによると、均等法について肯定的な意見をもっている女性は
わずか12.8%にすぎず、全体の3分の2は否定的な意見でした。
理由で最も多かったのは「結局、女の仕事が増えた」という恨みの声(笑)。
① 男性と平等に仕事を与えられる一方、お茶くみ・コピーなど女の仕事は相変わらずで、職場での仕事量が増えた
② 家庭での家事、子育てなど女の仕事の負担も相変わらずだった
この結果、会社と家で働きづめで過労で心身を壊した女性の声が目立ったそうです。
さらに、女性の年収が低いことも浮き彫りになっています。
男性の平均年収が500万円前後であるのに対し、女性の年収は
300万円未満で6割・400万円未満で8割近くなのだそうです。
ですから、「同じように仕事をしている男性に比べ給与が低い」
と不満を持っている女性も45.8%と半数近くを占めています。
「大変だなぁ!」「女性の恨みって…コワイ^^;」という声が聞こえてきそうですネ☆
一方で「働きやすくなった」と回答した人たちが理由として挙げた第一は、
「セクシュアル・ハラスメントの減少」なのだそうです。
なくなったわけではないですが、
セクハラをセクハラだと相手の男性に言い易くなったそうです。
また、社内の研修、セミナーで意識啓発が進みました。その結果、
「採用門戸の女性への開放」「男性と同様の仕事ができた」
「昇進昇格があった」「育児休業が取得できた」などの声もありました。
やはり、物事には良い点・悪い点の両方があるのですね~☆
さて、「手本にしたい働く女性は?」と聞かれたら、
皆さんは誰を思い浮かべますか??
この調査のトップ3は、
女優の黒木瞳さん(589票)、
自分の母親(342票)、
元国連難民高等弁務官で現JICA(国際協力開発機構)理事長の緒方貞子さん(294票)でした。
「仕事と家庭、さらに子育てを両立しているイメージが強い女優、
政治家らが上位に挙がった」と考えることができそうです。
私個人としては、第2位に「自分の母親」が挙がっていることに感動です。
いちばん身近で見守ってくれている存在ですよネ☆
もうすぐ母の日。この日ばかりはお母さまの愚痴を聞いてあげたり、
感謝の気持ちをかたちにして伝えてみてはいかがでしょうか?
さらに、「女性が働きやすい国」としてはスウェーデンが有名ですね。
日本でも「女性」をテーマに様々な取り組みが始まっています。
今後の学生生活や職業選びのなかで、「男女」という視点から
物事をとらえて考えていくのも面白いのではないでしょうか^^