こんにちは!
今日は大学卒業後のキャリアについて
お話したいと思います。
(文系と理系ではかなり違う部分がありますので
今回は理系志望の方向けです)
皆さん、志望校を選ぶときに大学名とかレベルとか
何を学べるかとか、あとは入試科目や配点を基に
決めていると思います。
ここで意外と盲点になっているのは・・・
卒業後のことを考えてますか???
理系だと、研究者になりたいという人、
企業に就職して何か新しいモノを作りたい/開発したいという人、
独立して起業したいという人、
いろいろな人がいると思います。
その中で、「大学院」への進学を「真剣に」考えている人は
どれくらいいますか?
文部科学省の学校基本調査によると、
学部卒業生の大学院への進学率は、今年11.8%だったそうです。
10人に1人くらいですね。
数字をみると「ふ~ん」という程度ですが、
実は「国公立の理学部/工学部」に限って言えば、
もっと多くが大学院へ進学しています。
ちなみに旧七帝大の工学部だと「8割」を越えます。
さらに、あまり数値が公表されることはないですが、
世間で「大手企業」や「一流企業」と呼ばれるところで、
技術者/エンジニアとして就職する人は
ほとんどが大学院卒です。
(工学部の大学院進学率を考えれば当たり前ですね)
と言うことは、
将来「一流メーカーでエンジニアとして働きたい」
という夢を持っている人は、
大学院は行って当たり前!!!
なんです。
では、大学院進学と考えたら・・・
学費や卒業時の年齢とかはもちろん、
大学院入試のことも考えなければいけません。
大学院入試は他大学から外部受験もできますが、
同じ大学(内部)の方が圧倒的に有利と言われています。
大学や先輩からもらえる情報が圧倒的に違います。
別に大学院だけが進路ではありませんし、
むしろ今の時代だと「留学」という選択肢もあります。
企業や分野、学部によって事情も違います。
ただ、皆さん、特に工学系志望の皆さん、
ここまで考えて志望校を選んでいますか?
大学入試はゴールではありません。
しっかりと将来を見据えて情報を集め、
志望校選びをしてくださいね。