救急救命士 | ガクラボ
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救急救命士

救急救命士の主な仕事は、救急車に同乗して、重症患者の症状が急変したときに、医師と連絡をとりながら応急手当を行うことです。また、救急病院に着いたときに、医師に経過処置を報告することも重要な業務の一つ。この資格は平成3年にできた新しいものですが、今後の必要性はさらに高まると予想されています。

 

年収は700万ぐらい。救急救命士は公務員として各消防局に採用される形になるので、基本的には消防士と同じ条件になりますが、時間外手当や夜間当直手当があり、やや収入面では有利になるのではと言われます。ただ、時間外や夜間手当ということからもわかるように、業務は基本的には24時間体制です。仮眠を取りながら救急車の出動に合わせて仕事して、勤務日の次の日は休みとなります。生活習慣は不規則ですし、救命活動は生死に関わる場面に出くわすこともあります。そんな中で、応急手当を行なわないといけないので、冷静な判断力や高い技術力、強い責任感が求められる仕事といえるでしょう。

 

救急救命士になるには、「救急救命士」という国家資格が必要です。その受験資格は2つあって、「救急救命士について学べる大学・専門学校を卒業すること」、もしくは「公務員試験に合格し、消防士として一定期間救急業務の経験を積むこと」、のいずれかを満たすことです。大学・専門学校を卒業した後も、公務員試験に合格して消防局に採用してもらう必要があるので、消防士と救急救命士はセットのつもりで考えておいた方がいいでしょう。また、救急救命士国家試験の合格率は80%ありそこまで難しいものではありません。

 

 

「救急救命士について学べる大学・専門学校」は全国でも数が少ないので、事前にこちらからチェックしておきましょう。

 

 

 

更新日時:2012-08-10 13:58