突然ですが皆さん、「特許」って聞くとどんなイメージですか?
そう、
「これは私が発明したんだから、勝手にパクらないでね」
というあれです。
最近だとアップルとサムスンがやり合っていたので、
聞いたことがある人も多いと思います。
で、特許を取る=技術力を表わしているとも取れるので、
特に理系の場合は、大学選びの指標としても参考になるはず・・・です。
という訳で、実際のデータを見てみましょう。
2010年の国内特許公開件数ベスト10です。
(特許庁HPより)
1. 東北大学:343件
2. 東京大学:270件
3. 東京工業大学:228件
4. 大阪大学:202件
5. 名古屋大学:137件
6. 九州大学:136件
7. 広島大学:125件
8. 京都大学:124件
9. 北海道大学:117件
10.信州大学:104件
旧七帝大+東工大は一般的なイメージ通りだと思いますが、
広大が大健闘でその牙城に食い込んでいます。
(ちなみに、京大の件数が少ないのはカラクリがありそうです・・・)
なお、私立大学で一番多いのは東京農工大学の99件で11位です。
こちらは、民間企業との共同研究でかなり評価が高いようです。
もちろん規模(教員数や学生数)や特許の内容もピンキリなので
一概には言えませんが、こういうデータ/数字から
いろいろ読み取っても面白いと思います。
ただ、特許に限らずいろんな数字がありますが、
何も考えず鵜呑みにすると、大変なことになるものもあります。
(卒業生の就職率なんかがそうですが・・・)
今回の特許の話で言えば、実際に評価に値するものが
どれだけあるかは不明なので、そのまま鵜呑みにはできません。
それでも、そういう学風と地力があることは読み取れます。
皆さん、志望校のデータは見ていますか?
オープンキャンパスに行って直接情報を仕入れてきましたか?
ホームページや大学案内や募集要項は、隅から隅まで
穴が開くくらいに「読解」していますか?
他の大学と「比較」していますか?
「何をどう見たら良いのか分からない!」となったら、
まずは資料請求をしてみましょう!
いつでも相談してくださいね。