自衛官は、空・海・陸の3つの部隊に別れています。外部からの攻撃や緊急事態のときに国を守ったり、災害のときには救助活動や治安維持活動を行うのが主な仕事です。また、海外の平和を維持するために出動することもあります。
年収は650万ぐらい。階級と業務によって大きく幅があります。また、基本的には寮や官舎で生活をするようになり、食事の支給などもあるので生活はとても安定するでしょう。ちなみに、自衛官は特別職の国家公務員とされているので急な解雇などもまずありません。業務が業務なだけに体力が必ず必要になりますが、国のために働くのでやりがいもありますし、体力に自信がある人にとっては非常に良い職業だと思います。
自衛官になるためには自衛官の国家試験に合格しないといけません。高卒からでも受験はできますが、大学卒業者は幹部自衛官を目指すことが出来ます。幹部自衛官は一般・技術・歯科・薬剤科の4コース(パイロット要員含む)に別れていて、それぞれ「文系→一般、理系→技術、歯学科→歯科、薬学部→薬剤科」から目指すことができます。自衛官の中でも具体的にやりたいことが決まっている人はちゃんと調べてから志望校を決めるようにしましょう。