税理士の主な仕事は、個人や会社から依頼を受けて、税金に関する書類を作成したり、その手続きを代行することです。また、会社が記録しないといけない帳簿や決算書などの、作成の指導や相談に乗ることもあります。
年収は８００万強ぐらい。ただ、税理士は独立しやすい職業と言われており、ライバルが多くいるのが実情です。また近年では、帳簿や決算書などの作成がPCソフトで出来るようになったこともあり、税務関係の相談に乗るだけでなくて、会社に役立てるようなコンサルティングをするなど、別の付加価値が求められるようになってきています。それに加えて、税金に関わる法律は定期的に変わるので資格をとった後も勉強を続けないといけません。物事を継続することが得意、そして勉強をずっと楽しめるような人が向いている職業でしょう。
税理士になるには、まず国家試験である税理士試験に合格しないといけません。試験そのものは科目合格制なので、１年で合格ラインに達するのが最短ではありますが、５年間で合格ラインまで達しても問題はありません。なので、諦めなければ合格する可能性は高いと言えるでしょう。
受験資格が定められていますが、大学や専門学校に通えば比較的容易に取得できると思います。ただ、学部の指定があるので学校選びには注意してください。学校に通わずに受験資格を得るのは少し苦労すると思います。
