こんにちは!
2月も中旬に差し掛かっています。
そして、私立大学では合格発表がすでに始まったところも出てきています。
となると、「第一志望に合格した!」とか、
「国公立が第一志望だけど、滑り止めの私立に合格した!」の後には、
『入学前の手続き』が必要になります。
これを忘れてしまうと、どれだけ優秀な成績で合格したとしても、
入学できなくなってしまう悲しい事態になりかねません・・・。
「遠足は家に帰るまでが遠足です。」と同じく、
「受験は入学手続きが終わるまでが受験です!」ので、お忘れなく!
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さて、では、実際の手続きはどのような流れになるのでしょうか?
まずは、合格発表後に、
「合格通知」と「入学手続きのための書類」が郵送されてきます。
余談ですが、合格発表のイメージは「掲示板の前に見に行く」ようなイメージが強いかもしれませんね。
大学によってはアメフト部の大学生に胴上げされちゃったりもするようです。
それが最近ではネットでも見ることができるので、遠隔地に受験校があり、合格発表を当日に見に行けなくても
パソコンやスマホから見ることができちゃう、とても便利な世の中になっています。
さて、話をもとに戻します。
合格発表後の動きです。
基本的に「合格通知」と「入学手続きのための書類」が郵送されてきます。
特に合格通知が郵送されてくると、自分の合格が、
掲示板とかネット上の合格発表の見間違いではないことが証明されるので、
本当にほっとする瞬間だったりもします。
(この通知が送られてくるまでは、何度もネットで見直したり、なんだかんだドキドキするものです。)
この「入学手続きのための書類」ですが、中身は大きく分けて2つ。
①【基本情報を書くための書類】と②【お金の振込(入学納付金)】の2種類あると思います。
①については、大学に入学する自分の情報を記入するための書類です。
そして②が大事です。
②の手続き方法には3種類あります。
(1)一括納入方式
これは、入学納入金を一括で支払する制度です。
注意すべきは、この方式ですと、
【入学を辞退しても納入金は返金されない】ということです。
よくあるパターンとして、
例)
2/14 私立大学の合格発表
2/18~2/25 入学手続き期限(この間に入学金を納入する必要がある)
2/26 国公立大学の前期試験日
このような受験スケジュールの場合、
国公立大学の結果が出る前の、2/18~2/25に入学金を納入する必要があります。
しかも、結果的に国公立大学に入学することになっても、
一度納めた納入金は返金されませんのでご注意を。
(2)返還方式
指定期日までに入学辞退を申し出ると、入学手続き時に支払をした納入金の一部が返還されます。
入学金以外の金額が返還される場合が多いです。
(3)二段階方式
一次手続き時に納入金の一部を入金し、二次手続き時に残りを入金する方法です。
よくあるのが、一次手続き時に入学金。二次手続き時に授業料を納める、という流れ。
一次手続き後に入学を辞退する場合、二次手続きをする必要はありません。
しかし、一次手続きで納入したお金は返還されません。
(1)~(3)は大学によりけりです。
中には、例えば(1)と(3)を組み合わせた制度がある大学もあります。
ある調査では、入学しなかった大学への納入金が、約31万円になる、という結果が出ています。
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上記の①②の手続きが終わった時点で、あなたは入学を認められるわけです。
特に、納入金については、金額も方式も大学によって異なります。
ですので、ここで大事なことは、
「入学の可能性がある大学を受験すること」
です。
世の中には『記念受験』というような言葉もありますが、
自分が入学する可能性がある大学を絞って受験校を決定することが、
合格後の手続きに大きく影響するのではないでしょうか。