お菓子作りのプロフェッショナル | ガクラボ
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お菓子作りのプロフェッショナル

こんにちは!今回はお菓子作りのプロフェッショナル、パティシエについてお話します。

 

洋菓子店やお菓子工場で洋菓子を作るのがパティシエの仕事です。
味のみならず、オリジナリティーや見た目なども大事な為、創造性やセンスが必要となります。
また、オリジナルの製品のみを作るわけではないので基礎的な知識や技術を身につけ、
様々なお菓子に対応する必要もあります。
それらを鍛える為に、調理師専門学校や製菓専門学校などで学び、
洋菓子店やホテルなどに就職するというのがパティシエになる一般的なコースと言えるでしょう。

 

パティシエになるために必要な資格や条件は特にありませんが、
持っていると有利な資格があります。

 

・製菓衛生師:食品の安全や添加物などの知識をもち、
安全性の高い商品をつくるプロフェッショナルを認定する国家資格

 

製菓衛生師は飲食店を開業する際に必要な「食品衛生責任者」と同等の資格なので、
独立開業を目指しているという人は取っておいたほうがよいでしょう。
その受験資格は、指定の製菓衛生士養成施設で1年以上勉強し技能等を修得するか、
義務教育終了後2年以上の実務経験を積むことで得られます。
試験内容は主に筆記テストです。
製菓衛生師の試験は受験者が居住する都道府県で行われます。
合格率は都道府県によってばらつきがあり、60%から70%です。

 

・菓子製造技能士検定:お菓子作りの高い技能を認定する国家検定

 

2級の受験資格は製菓専門学校を卒業するか、
菓子製造業に就職後2年以上経つかすれば得られます。
1級の受験資格は経歴によって変わりますが、7年以上の実務経験が必要になります。
試験内容は学科試験のほかに実技試験があります。
試験自体は難しく、合格率は40%から50%と、
技能士試験の中でも難易度の高いものの1つです。

 

成功する為にはこれらの資格だけではなく、
鋭い味覚、デザイン、色彩、装飾などの美的感覚を持っていることが求められます。
技術と共にセンスを磨いていくことが必要です。

更新日時:2013-07-01 21:36