一生涯にかかるお金について | ガクラボ
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一生涯にかかるお金について

こんにちは! 
今日は「お金」についての話をしようと思います。

 

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皆さんは、「一生涯にどれだけお金がかかるか?」と
いうことを考えたことがありますか?

 

どのような人生を歩むのか?によっても 
変わってくることなので一概には言えないのですが、 
一度立ち止まって考えてみる必要のあるテーマだと思います。 
 

先日発売された『日経WOMAN 7月号』の
「ライフスタイル別 女の一生にかかるお金」というコーナーでは、
女性の一生を「おひとりさまコース」と「結婚・出産コース」に分けて
それぞれでかかるお金の目安が紹介されていました。

 

それによると、以下のような目安となっています。

 

■おひとりさまコース
 

①就職(20代)…最初の「貯めどき」!積み立てをスタート
積立額の目安は、一人暮らし…月収の1~2割・実家暮らし…月収の3~5割。

 
 

★収入源が1つであることから、病気やケガで働けなくなった時のために貯蓄や保険で 
 しっかり備えておく必要がある。また、老後に世話をしてくれる親族がいない場合は
 介護サービスの費用なども用意しておかなければならない。

 

②住宅購入(40代)…初期費用約600万円(物価価格3000万円の場合)
シングルの場合、住宅購入は家族構成や住む場所が決まる40代以降がおすすめ。
購入時には「頭金」と「諸費用」が必要で、合計で物価価格の2割程度の用意が必要。
あと、購入後も生活費として手元に100万円ほどは残しておきたいところ。

 

★ローンを返しながら定年まで働き続ける…住宅を購入した場合、
一番のリスクは自分の収入源が減りローンを返せなくなること。
スキルを磨き健康管理にも気をつけながら働く。また、40代以降には老後資金の準備も始めていく。

 

③老後(60代)…生活費は年金でカバー。予備として1500万円と賃貸なら+1000万円
医療・介護費用や生活費の予備などとして1500万円以上用意したい。
賃貸の場合は老後も家賃がかかり続けるため、さらに1000万円ほど必要。

 

■結婚・出産コース

 

①結婚…結婚までに年収分は貯めておくと安心! 
結婚式などの費用は1人150~200万円あれば足りるケースが多い。
しかし、急な病気やケガに備えて100万円は手元に残したいところ。
さらに将来子育てや住宅購入を予定するならさらに出費がかさむ。
貯蓄は1人300万円ほどあると安心。

 

②出産…その後の生活費も考えて2人暮らしの間に貯蓄 
出産後の検診費用やグッズ購入費も加え、出産費用の目安は50~70万円ほど。
『出産育児一時金』が42万円支給されるので、実際の負担は10~30万円ほどと考えられる。

 

③住宅購入…初期費用約800万円(物件価格4000万円の場合) 
カップルの場合、30代後半で家族構成や住む場所が固まることも。
購入後も万が一に備えて200万円程度は残しておきたい。貯蓄目標は2人で1000万円。

 

④子育て…大学入学までに200万円以上用意 
22年間で子ども1人あたり1150万円と試算。(保育料を含む。高校から私立文系の場合の試算。
保育料は月3万円×5年で試算。小学校~高校の教育費は塾代なども含めて試算。)
子育て・教育費用は20年以上かけて少しずつ払うイメージ。1カ月では4.4万円。
子どもの人数にもよるが、共働きなら心配せずに払える額。大学入学までに200万円以上の用意が必要
(大学でかかる費用は国公立か私立か?実家から通うか下宿か?によって大きく変わるので注意)なことを頭に入れておきたい。

 

⑤老後…2人で2500~3000万円 
2人以上で暮らす場合は、一人暮らしよりも生活費が割安に。
共働きなら年金も2人分支給されるので、老後は年金の範囲内で暮らすことも可能。
ただ、それ以外の出費や万が一の場合に備えて、夫婦で2500~3000万円は用意しておきたいところ。

 

あくまでも目安ですし、「年金って…私たちの世代だとどうなんだろう?」 
などと思った人もいるかもしれませんね (^^ゞ

 

大切なのは、自分の意思で人生の選択をしていくこと。
そのために何が必要なのかを把握し、
その準備をしながら実際に行動していくこと
ではないでしょうか?

 

皆さん毎日忙しい日々だと思うのですが、 
ときには立ち止まって、今後のことを考えるのもいいですネ(^v^)

 

更新日時:2013-06-26 15:48