高校3年生の夏といえば、毎日死ぬ気で受験勉強をするべき!とまあそういう意見が一般的ではありますが、本当にそうなのでしょうか。
毎日家から出ずに勉強ばかりしていても、結局集中できずに続かないということはよくある話です。
そう考えると、無理して毎日毎日勉強するよりは少しずつ「一日遊ぶ」という日を設ける方が意外と効率が良かったりもするのです。
だったら、勉強&遊びをうまくこなそう!これが1番ではないでしょうか。
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引用タスク編集リンク
これはその人の性格にもよりますが、特に勉強があまり好きでなく遊ぶのが好きな人であれば、「毎週平日は一日10時間やって土日は全日遊ぶ」といった方法をとった方が上手く行く場合も多いです。
あるいは夏休みの遊びの予定を先にいれてしまう。例えば8月中には合計で7日間友達と遊ぶ、と先に決めたとしましょう。すると遊んでいるときにはせいせいと、罪悪感を持たずに悔いなく遊ぶことができます。
もしこれが急な誘いでの遊びだと「勉強しなきゃなのになあ」とせいいっぱい遊べなかったり、参考書を持って集まり遊びでも勉強でもない無駄な時間を過ごしてしまうことになったりもします。
ですから高校3年の夏は遊ぶ日にちや日数、曜日などを先に決めてしまいましょう。
そしてそれは8月の約30日間のうちの7日間であったとしてもOK。その代わり勉強すると決めた日は本気で、集中して勉強をすればいいのです。
高校3年生の夏休みにやるべきことは、何よりも復習です。
特に受験に使う科目でありながらも、最初の方をすっかりと忘れてしまっている科目。
例えば世界史を使う人であれば、古代インド文明のウパニシャッド哲学の理念であるアートマンとブラフマンのことがテストに出てきたら焦ってしまう人は多いのではないでしょうか。
夏休みはまず問題を大量に解き、自分が「どこが分かっていないか」を確認します。
それが終わったら片っ端から復習をし、これまでやったところまでの内容を完璧に出来るようにしましょう。
受験勉強という言葉があるため何か特別な勉強をしなければならないようなイメージがありますが、すなわちその内容はこうやって「できない部分をできるようにする」ことだけです。
テスト対策のような応用的な問題に手を出したくなる時期ではありますが、まずは基本的なことを完璧にできるようにしましょう。
それが受験直前に大きな成果となって現れます。
ただ一つ言えるのは、あまり重要ではない部分というのも実際あったりします。例えば先ほど世界史の例に出した古代インド文明は、テストでインド関係の大問が出たときに数点の問題として一問出る可能性はありますが、古代文明自体が大きな割合を占めることは少ないです。
ですからそう言うところに時間をかけ過ぎてしまわず、例えば受験に良く出る「清と列強」の歴史の部分により時間をかけるなど、的確に時間の配分を判断することが重要です。
皆さんも、勉強&遊びをうまくこなした楽しい夏休み計画を立ててくださいね!