みなさん、こんにちは!
今回は就職についての話をします。
私は人事をしていたこともあり、
他の企業の人事担当者の方ともお付き合いがありました。
最近の世間の風潮として、
学歴差別をしないように「学歴不問」で採用を行う企業も多くあります。
それは一流企業も同様です。
しかし、そうした採用方法をとっているにも関わらず、
結果的に、なぜか偏差値上位の大学の生徒が多く採用されます。
なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
考えてみてください。
答えは
「優秀だから」です。
「そんなの当たり前じゃん!」って言いますよね?
でも、共通しているのは「優秀だから」なんです。
不採用の生徒と一体どこが違うのでしょうか。
それは
「就職志望している企業の研究をしっかりと行って、対策を立ててきたから」です。
たいていの学生は「数打ちゃ当たる作戦」で、多くの企業に履歴書を送ります。
そして、大した対策も立てないまま、採用試験・面接を受けます。
だから不採用になるんです。
採用される学生は、
「志望企業の研究をやっています。そして、面接もマニュアルだけではない対策を行います。」
つまり、ちゃんと勉強しているのです。
いつからやってきたか?
もちろん大学1年の時からに決まっています。
大学3年生から就職活動するなんてありえません。
だから大学も優秀とされる大学に合格したのです。
これって、大学受験とまったく同じじゃないですか?
大学も「数打ちゃ当たる作戦」は使えます。
どこの大学でもいいのであれば。
ただ、有名大学に行くのであれば、それは通用しません。
だって、自分が何をやるべきか、まったく知らないで勉強しているからです。
英作文がないのに、英作文の勉強をしますか?
ベクトルが出ないのに、ベクトルの勉強をしますか?
漢文は受験科目に出ないのに、一生懸命勉強しますか?
答えはNOですよね。
相手が求めているものがわからずに対策なんて立てられません。
さあ、今、君は
「第一志望校の過去問をすでに解いていますか?」
解いていないという君!
めちゃめちゃヤバイです。
たった今から制限時間内で解きましょう!
相手のことを知らないで戦っても無駄です。
相手を知り、自分の学力との差、出題分野を知り、練習しましょう!