こんにちは!
今日のテーマは、
ズバリ『学位』・・・・・・・それも『短期大学士』についてです。
ちなみに皆さん、大学を卒業すると『学位』がもらえるのを知っていますか?
日本では、これまで
『博士』『修士』『学士』『専門職学位』の4学位が学位として扱われてきました。
そこに平成18年から加わったのが『短期大学士』という学位です。
ちなみに、それまでは『準学士』という称号が与えられていました。
学位とは・・・・
①学術の中心である大学が与えるもの
②一定水準の教育を受け、知識・能力を持つと認められる者に与えられるもの
③授与された学位は国際的にも通用
というものです。
ではなぜ、最近になって『短期大学士』という学位が出来たのか。
簡単に言えば、
『国際的に「私は短期高等教育機関を出ましたよ!」と言えるようにするため』です。
短期大学を卒業した人が海外の大学に留学する際や、
日本の短期大学に留学していた外国の学生さんが帰国して就職する際に、
学歴や知識・能力が適切に評価されるようにと作られたもの・・・・・それが短期大学士です。
近年、短期大学の学生数は減少傾向にあります。
しかし短期大学には『より身近な場所で、
短期間に、より低コストで学ぶ』というメリットがあります。
4年制大学にせよ、短期大学にせよ、それぞれメリットもデメリットもあります。
是非、自分の将来に就きたい仕事や取りたい資格などを踏まえ、
両方の可能性を探ってみてくださいね。
<参考資料>
文部科学省ホームぺージ「短期大学について」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tandai/index.htm