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資格試験の紹介 ~ITパスポート試験~

こんにちは!

 

世の中にはたくさん資格試験があります。
その中でも最も人気があり、かつ、評価の高いとされる『国家試験』について、紹介をしていこうと思います。

 

今日は【ITパスポート試験】という資格試験です。
なんだか名前を聞くとカッコいいし、ちょっと難しそう?と思うような資格です。

 

これは、平成21年4月から新たに『情報処理技術者試験』に追加された、情報に関する【国家資格】の一つです。

 

ここで、『情報処理技術者試験』の話を少しします。
【独立行政法人 情報処理推進機構】(IPA)
という機関が実施している試験の総称で、ITパスポート試験の他にも、
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験など、全12種類あります。

 

さて話をもとにもどします。
このITパスポート試験はまだスタートしたばかりで知名度はそれほど高くありませんが、
国家試験ということもあり、今後、多くの企業や高等学校などの教育機関で取得が推奨されていくことが
予想される資格試験です。

①どんな資格か??

では、【IT】とはなんでしょうか?
Information Technology(インフォメーション テクノロジー)の略語ですが、日本語では情報技術、というのが一般的。
要するに、今は大人だけではなく高校生や中学生の皆さんも使っているだろう、
パソコンやスマートホンなどの『コンピュータ』や『データ通信』に関する技術を指しています。

 

そして【パスポート】とは、海外に行くときに必ず必要になる、
国がその地域に籍をもつ国民に対して、名前・性別・年齢・住所などの情報を公に証明した書類です。

 

以上より、【ITパスポート】という資格は、
「合格者に対して国が、情報化社会に積極的に関わっていける存在であることを
公に証明する書類を発行する」
という意図があると考えられます。

 

②試験の内容は??
小問形式(1問につき1設問)、または中問形式(1問につき4設問)の2つの出題形式があります。
小問形式で82設問、中問形式で(4×4設問=16)合わせて100問が総出題数です。

 

出題分野別の出題数も公開されており、

 

ストラテジ系(経営全般に関わる問題) : 35問
マネジメント系(IT管理に関わる問題) : 25問
テクノロジ系(IT技術に関わる問題) : 40問

 

となっています。
試験時間は何と165分!(つまり2時間45分です。)
試験時間が長いうえ、問題数が100問なので単純計算で1問約100秒で回答が必要です。
1,000点満点で採点されて、
・3つの分野の正答率がそれぞれ30%以上
かつ
・全体として60%以上の正答率
の2つを満たす必要があります。

 

③資格のメリットは??

 

IPAのホームページを見ると、

 

1.企業からの高い評価
2.時代の変化に対応できる技術者育成
3.質の高い試験
4.企業の技術力をアピール
5.自己のスキルアップ、能力レベルの確認
6.国家試験などにおける優遇制度など
7.金融機関におけるローン金利優遇
8.学校における優遇制度
9.『YES-プログラム』における指定(平成24年9月30日まで)

 

という9つが書かれています。
少し分かりづらいものもありますが、企業や国家からの高い評価が期待される資格と言えます。

 

④まとめ

 

『情報処理技術者試験』の中ではこの【ITパスポート試験】は導入資格であるといえます。
ちなみに12種類ある『情報処理技術者試験』は、受験資格に制限がありません。
つまり、何歳でも、社会人でも高校生でも中学生でも、だれでも受験することができます。

 

これからの世の中は【当たり前】にコンピュータの使用技術が求められます。
どんな職種に就いてもコンピュータを使えないと世の中のスピードに取り残されてしまうわけです。

 

そんな世の中を生き抜くためにも、必要とされていく資格だと考えられるでしょう!

 

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更新日時:2013-03-18 14:04