株やお金は、私たちの身近にあるものですが、意外とこれらに関わる仕事を知らない人が多いのではないでしょうか。この項目では株の簡単な仕組みと、どのような仕事があるかを紹介したいと思います。
まず株とは株式会社に出てくる株のことです。その株式会社とは、”株という仕組みを取り入れた会社”というものです。株式の”式”は、○○式という意味なんですね。「株式会社=株の仕組みを取り入れた会社」、ここまでは簡単ですよね?では、株とは何のでしょうか。これは”会社の一部”のようなものです。なので、株を全体の51%持っていると、「会社の一部を半分以上持っている」ということになり、実質的にその会社の所有者となります。
社長が会社の所有者だと思っている人が多いみたいですが、実際はそうではありません。社長というのは、会社の所有者である「株を多く持っている人」から、会社を運転するように頼まれた1人に過ぎません。会社の運転が上手くいくと、その会社は人気が上がります。人気が上がると値段も上がります。これはゲームや漫画でも一緒だからわかりやすいですよね。人気のあるワンピースは古本屋で高く売っていますが、無名な漫画は50円ぐらいで売られています。例えば、あなたはその50円の無名な漫画を買ったとします。その後、急に無名な漫画に人気が出たので古本屋に売りに行くと350円で売れました。これでトータル300円の得をしたことになりますよね?
…基本的には株もこれと同じような仕組みです。株を持っている人(=会社の所有者)は、有能な運転手を雇って、会社の人気が上がるように頑張ります。人気が上がれば、運転手の給料も増えるし、株を持っている人も得をします。実は世界の大金持ちの人は、どこかの会社の株を多く持っている人が殆んどだったり。
なるべくわかりやすく説明したのですが、それでもやっぱり難しいと思います。実はこれは大人でも正しく理解している人は少ないのです。そこで、この世界には色んな専門家がいて仕事をしています。
「会社の人気が上がるかどうかを調べたり、世間の流行が何かを調べる人」
「顧客からお金を預って、代わりに株の売買して儲けを出す人」
「まだ無名な会社の株を買って、有名になってから売り、大きな儲けを出す人」
など様々です。共通して言えるのは、専門的な仕事ですし大きなお金が動くのでプレッシャーや仕事量は大変です。ただ、その分得られる収入は一般のサラリーマンに比べてとても良いといえるでしょう。野心家で行動力のある人はこの分野を目指してみても良いと思います。
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