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日本を動かすための資格?

こんにちは!

 

今回は国家公務員Ⅰ種についてお話します。
※現在では名称と区分が変更されています。総合職が国家Ⅰ種、一般職が国家Ⅱ種、Ⅲ種となります。
専門職、経験者採用については新しく区分が増えています。)

エリート公務員

各省庁の幹部候補生となれるこの国家公務員Ⅰ種はやはり人気も高く、公務員採用試験の中でも難易度が高いです。
合格率は、だいたい5~7%です。つまり受験者の14から20人に一人しか合格しません。
管轄地も全国となっており、2,3年にわたって全国をまたがった人事がなされます。

 

受験資格としては21歳から30歳までとなっており、それ以外で受験が出来ないのは
(1)日本の国籍を有しない者
(2) 国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
・成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
・禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
・一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
・日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
となっています。また、日本国籍を有する者であっても外国の国籍を有する者は、外務公務員になることができません。

 

気をつけなければいけない点として、「合格=採用」ではありません。
国家公務員採用試験に合格すると、採用候補者名簿に記載され、各府省等はこの採用候補者の中から採用面接等を行い採用者を決定します。
そのため、各府省での面接などを受ける必要があります。官庁訪問をして、志望する府省を訪問して知識を深めるとともに、採用に向けて自己PRをしましょう。
この官庁訪問を通じて、各府省等はその府省等にとって適した人材であるかどうか、行政に対する意欲がどの程度であるかなどを見ます。
この過程を経て、各府省等の任命権者から内々定を得ることになります。
しかし、1次試験の日から最終合格発表日の翌々日までは“接触禁止期間”となっていて、その期間に訪問等は出来ませんので注意しましょう。

 

試験に合格し省庁に採用されると、いわゆる“エリート街道”をまっしぐらに進んでいくことになります。
「日本を自分の手で動かしていきたい」というひとは、ぜひ合格して日本を支える人になってください。

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更新日時:2013-02-18 14:23