高校を卒業したあとの進路って… | ガクラボ
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高校を卒業したあとの進路って…

こんにちは!
今回は、高校を卒業したあとの進路について話をしたいと思います。

 

みなさんは、このサイトに訪問されているわけですから、
基本的には、「大学」というのを進路として考えている方、
もしくは進路指導で大学進学について調べられている方が多いと思います。

 

よく、私自身、親から「大学には絶対行きなさい」などとよく言われたものです。
で、確かに大学に進学しました。

 

しかし、そもそも大学、
というのが皆さんにとって本当に「ベスト」な進路なのでしょうか。

 

そのまま就職する、
専門学校、短期大学に進学する、という選択肢もありますよね。

 

そこで、今回は、
本当に大学に行く事がベストなのかどうかについて考えてみましょう。

 

まず、文部科学省の「平成23年度 学校基本調査」によると、
高校卒業者数は約106万人でした。

進路

その中の約57万人(53.9%)は大学などへ進学(ここでの大学には、
短大も含まれますが、50万人以上が大学に進学しているそうです)、
約24万人(22.4%)は専門学校への進学、
約17万人(16.2%)は就職、という選択肢を選んだそうです。

 

高校卒業者の約半数は、大学へ進学していることになります。

 

では、最近の大学事情を少し覗いてみましょう。

 

最近では「大学全入時代」といわれ、大学に入りたい、
と思っている生徒数(需要)よりも、大学の定員数(供給)が均衡している状況があります。

 

この表現は正確じゃないかもしれません。
というのも「定員割れ」をおこして、経営難に陥っている大学が存在するからです。

 

この状況においては、供給者である大学は、
学生を少しでも入学させることができるように四苦八苦しています。

 

近年では、入試の学力レベルが下がっているとも言われ、
あえて表現を選ばないならば、名前を書きさえすれば合格できる大学もあるようです。

 

一部の大学としては、そうしないと学生を確保できないという苦しい状況があります。
では、大学は無策なのかというと、そういう訳ではありません。
いろいろな動きが出てきています。

 

例えば、東京大学では「5年後を目標に9月入学制度を実施する」そうです。
これってとても大きな変化です。

 

日本の場合、高校の卒業は3月なので、約半年ブランクがあるからです。
では、なぜこんなことをするのでしょう。

 

それは「海外のほとんどの大学」が9月入学だからです。

 

もはや、日本も、海外の教育制度を無視できなくなってきています。
海外から優秀な学生を集めるには、
グローバル水準に合わせたほうが、大学内に優秀な学生が多く集まるわけです。

 

では、ここで、「そもそも」の話をしようと思います。
ここでは「優秀」と簡単に言ってますが、「優秀」とは一体何なのでしょうか。

 

将来就職した時に使える学力を活用すること、
だとするならば、大学で学んだことをどれくらい活かせているのでしょうか。

 

活かせていないのであれば、
実際に仕事に関連することを学べる、
専門学校のほうがより良い進路ということになりませんか?

 

ここまで、簡単でしたが、大学の現状についての話でした。
近いうちに、短大、専門学校などについても話をします。
その上でそれぞれの良い所、悪いところを比較してみましょう。
「優秀とはなにか」について、一定の答えがあるのかどうかについても考えてみましょう。

そして、実際に大学の資料を請求してみましょう。

 

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更新日時:2013-01-18 14:09