こんにちは!
今日は、大学進学に伴う費用と奨学金について
お伝えします。
以下をご覧ください。
【初年度にかかる費用】
国立大学
検定料 17,000円
入学金 282,000円
授業料 535,800円(標準額)
合計 約84万円
公立大学
検定料 17,000円
入学金 403,000円
授業料 536,000円
合計 約95万円
私立大学文系 約115万円
私立大学理系 約150万円
私立大学医歯系 約500~900万円
過去との授業料比較
国公立大学 私立大学 差
1975年 36,000円 82,700円 5.1倍(差146,700円)
1991年 375,600円 642,000円 1.7倍(差266,400円)
2011年 535,800円 818,000円 1.5倍(差282,200円)
依然として、私立大学の方が費用が高めですが、
昔に比べると5.1倍から1.5倍と、その差は縮まっています。
不況の世の中で、勉強したくても「お金がないから」という理由で
進学をあきらめる子もいます。
しかし、大学卒業と高校卒業とでは就く職業と給与に差が出ますので、
やはり大学までは進学することをお勧めします。
そのために存在するのが、「奨学金制度」です。
以下、良く知られている奨学金のことについて触れます。
4つの奨学金制度
(1)日本学生支援機構(元、日本育英会)
貸与型 無利子と有利子がある(有利子は年率3.0%)
基準: 評定平均3.5以上(無利子、有利子で基準が違う)
収入890万円以内(無利子、有利子で基準が違う)
注意点:入学前の入金とはならない点
高3の4、5月に申し込み⇒進学後の早くて4月入金
(2)地方自治体の奨学金制度
注意点:若干名
(3)あしなが育英会(民間)
(4)新聞奨学金制度(住み込み可)
注意点:朝夕に新聞配達をするので、時間制約がある
(5)大学独自奨学金制度
注意点:基本的に成績優秀者(特待生への授業料免除も含む)
ただし、有利子でよければ貸与可能な奨学金もある。
(6)日本政策金融公庫 教育ローン(元、国民生活金融公庫)
注意点:保護者が申し込みをして返還する。要、裏づけとなる資料提出。
使い方:入学前にこれを利用するのがいい。利率2.75%
入学前には入学金や授業料納入などがありますので、
早期に(6)に申し込みをして奨学金をもらうのがよいと思います。
それぞれの利点、注意点を十分踏まえた上で、この制度を使えば、
進学することが可能です。
「お金がないから」という理由で、教育の制限があってはならないと
思いますので、大学進学希望の方はご参考にしてくださいね。