「大学入試センター試験ができるまで~第1弾~」 | ガクラボ
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「大学入試センター試験ができるまで~第1弾~」

今日は、現在、毎年多くの学生が受ける「大学入試センター試験」ができるまで
の歴史について、お話しします。

 

全国での「統一テスト」の起源は昭和24年に実施された「進学適性検査」ま
で遡ります。
日本の現在の「大学制度」が発足したのは昭和24年ですが、その1年前の昭和
23年に、
じつは「進学適性検査」という共通試験が生まれました。そして旧制の高等学校、
旧制の専門学校進学志願者などに、各学校が行う「学力検査」(今で言う「2次
個別学力試験」)とともに、この試験が一斉に実施されていました。

 

旧制高等学校というのは、
第一高等学校(今の東京大学の一部)
第三高等学校(今の京都大学の一部)
福岡高等学校(今の九州大学の一部)などのことを指します。

 

また旧制の専門学校というのは、
松本医学専門学校(今の信州大学医学部)
東京外事専門学校(今の東京外国語大学)などです。

 

上記の大学は今ではどの大学も超一流の大学です。

 

進学適性検査は高校1年程度の内容を用いて受験生の「適性・能力」をみるのが
目的の試験でした。内容は現在の公務員試験にあるような「文章理解」、「数的
推理」、「空間識別」などの問題に似ていたようです。

 

その適性検査を、昭和24年から発足した新制国立大学の入試に引き継ぎまし
た。ところが、問題が難しすぎて評判が良くありませんでした。
100点満点で平均30点くらいだったようです。そういった理由もあり、昭和
29(1954)年の試験を最後に廃止されました。

 

「進学適性検査」が廃止され、次に実施されたのが「能力開発研究所」による
「能研テスト」なるものです。
この話はまたお話しします。お楽しみに!!

 

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更新日時:2013-05-20 14:25