日本の給食事情 | ガクラボ
大学・専門学校のコトブログ

日本の給食事情

今日は日本の給食についてお話ししたいと思います。

 

まず、給食の定義は何でしょうか?

 

「学校で出る食べ物!」ではありませんよ!!

一般には、給食とは

 

「小学校、中学校、幼稚園、保育園、福祉施設、工場、病院、寄宿舎、軍隊、刑
務所などで一定の特定多数人のために食事を供すること、あるいはその 食事そ
のもの」である。

 

給食は一般に、「調理作業の能率化」、「調理場施設における衛生管理や栄養管
理」が行われております。
しかし、集団給食という形態では献立を自由に選択することが難しくなるといっ
た欠点もあり、

 

現在ではカフェテリア方式(自由に献立が選べる方式)、フードコート方式(1
つの場所に複数のファストフード店が出店し、そこに共有の座席を設け る方式)、
なども普及しています。

 

次に日本給食の起源について、話します。

 

日本の学校給食の起源は1889年、山形の私立忠愛小学校で無料で食事を配った
のがルーツとされます。当初は「おにぎりと漬物だけ」という簡素 なものでした。
その後、児童が欠食しないような対策としてパンなどが一部の学校で配られるよ
うになっていきました。1930年代に入ると学校給食臨時施設法が制 定され、
一部とはいえ学校給食が実施されるようになりましたが、1940年代に入ると戦時
下ということもあり食糧事情悪化の為に中断されました。

 

戦後1945年以降はアメリカなどの諸外国からの食料援助によって、児童の欠食
対策として徐々に給食は再開されました。
1952年頃からは食糧事情の改善により全国的に給食を実施することが可能となり、
同時に給食の目的は「欠食児童対策」から「教育の一環」と位置づけられ、また
「学校給食法」が制定され、現在の体制が構築されました。

 

普段、学校で食べている「給食」について詳しく知ると、なんだか印象が変わり
ませんか??

 

そういったこと一つ一つを噛み締めて、給食を食べてみてください笑

 

このように物事を多面的に見てみると、面白い発見があるかもしれませんね^^

 

ぜひ、身の回りの物を違った視点で見てみてください。新たな発見があるかもし
れませんよ!!

 

口コミ・評判でランキング!大学・専門学校の新しい評価サイトのガクラボ

更新日時:2013-05-16 15:14