大学校について | ガクラボ
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勉強が出来る上にお金がもらえる学校?!

こんにちは!
みなさんは大学校というものがあるのを知っていますか?

 

大学や短期大学などは文部科学省の管轄の高等教育機関です。

 

しかしそれ以外に、
文科省以外の省庁や地方自治体が所管しているのが大学校です。

 

これらの教育機関の目的は、

 

・各省庁における幹部候補生や技術系職員の育成
・特殊技能を必要とする専門職業人の育成

 

です。

 

例えば・・・

■防衛大学校
幹部自衛官を養成することを目的とし、理工学、人文社会科学を学ぶことが出来ます。

 

■気象大学校
将来の気象庁幹部を養成することを目的とし、
気象学、地震火山学、地球環境学を学ぶことが出来ます。

 

■国立看護大学校
国立高度専門医療研究センターの職員になろうとする看護師、
助産師を養成することを目的とし、看護学を学べ、先端医療の現場や広く海外で活躍できるように、
海外での実習にも行けます。

 

■水産大学校
水産に関するスペシャリストの育成を目的とし、漁業生産、増養殖、
資源保護から、鮮度保持、加工、流通、輸送、販売そして経営まで学ぶことが出来ます。

 

■地方自治体が所管する農業大学校
農業後継者及び農業の担い手等に対し農業に関する教育及び研修を行い、
地域の農業の振興に寄与する事を目的とし、
実習を基礎として栽培方法から農業経営まで学ぶことが出来ます。

 

公的な機関が設置する学校なので、
学費、入校費が比較的安いという特徴もあります。

 

さらに、防衛大学校や気象大学校などは入学と同時に公務員待遇となり、
学費が不要な上に給与が支給されます。

 

防衛大学校の例で言うと、
平成23年4月1日現在で、毎月学生手当として108,300円が支給されます。

 

また、6月、12月には期末手当(いわゆるボーナス、年約319,000円)が支給されます。
さらに、全員学生舎に居住し、被服、寝具、食事などが貸与又は支給されます。

 

気象大学校の例で言うと、平成22年4月1日現在で、
148,506円(地域手当を含む)の給与が与えられ、
年2回の期末勤勉手当、及び諸手当が支給されます。

 

国家公務員共済組合員として医療制度,年金制度等の保障が受けられ、
教科書代,食費等は自己負担ですが、入学金,授業料,学生寮費は無料です。
お金がもらえる学校
幹部候補生や技術系職員の育成という目的からも、
入学試験では、職業に対する高い意識が求められる場合が多いようです。

 

また、定員枠に対して受験者が多く、高倍率になる学校もあります。
自分の将来像と合致している人には、魅力的な選択肢となります。

 

しかし、学校によっては卒業後の勤務先など、
様々な義務が生じることがあるので、選ぶときには前もって情報をよく吟味しておきましょう。

 

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更新日時:2013-01-08 19:28