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『高認(こうにん)』、知ってますか?

こんにちは!

今日は『高認(こうにん)』について紹介していきたいと思います。

 

高認って、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね?
正式には『高等学校卒業程度認定試験』と言います!!

 

人によっては、『大検』といったほうが通じやすいかも知れませんね?

 

この高認は、文部科学省が2005年度から、それまでの大検にかわって実施している試験です。
受験資格は、満16歳以上になる大学入学資格が無いこと。

 

つまり、高校を卒業していないという人全てが受験することが出来ます。

 

そしてこの高認試験に受かると、『高等学校卒業者と同等の学力がある』と認められ、
全ての大学・短大・専門学校の受験資格を得ることが出来ます。

 

もちろん、あくまでも『高等学校卒業者と同等の学力がある』と認められるだけで、
最終学歴が『高等学校卒業者』とはなりません。

 

けれど、現在、ほとんどの国家試験の受験資格や合格後の取扱いで、
『高卒者と同等』に扱われています。

 

ちなみにさっき、受験資格は『満16歳以上になる大学入学資格がない人』と言いましたよね?

 

これ、実は高校を卒業していない人ならば受験資格があるということです。
高校を卒業していない人・・・・ということは・・・・・

 

つまり、『現役高校生』も受験資格があるということなんです!!

 

今、高校に通っているということは、
つまり高校を卒業していないということですから、受験資格がもらえるってことなんです。

 

そして場合によっては、この『高認』で合格した科目を、
高校の単位として認定してもらうということが出来るんです。
高認試験
ただし、あくまで認定してもらうためには学校長の先生の認定が必要になります。

 

身体が弱くて欠席が続き、高校1年生で取得すべき数学1の単位が取得できなかったため、
高認の試験で数学に合格して、それを単位として認定してもらう・・・
などという特別な事情がある場合のみになりますから、そのあたりは注意してくださいね。

 

授業なんか出なくても、高認を合格すれば単位がもらえるぞ! というわけではありません。
あくまで『特別』な場合だけです。

 

※「特別な事情」についてですが、
文部科学省のHP上のQ&Aのアドレスがあるので、そちらを載せておきますね。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/05030703/001.htm

ただし、実際は学校長の先生の判断になります。

 

とはいえ、この制度が出来たおかげで、
大学や短大、専門学校といった高度教育の場が身近になったのは間違いありません。

 

興味のある人や、自分は高校に行っていないけど、
大学に入りたいと思っている人は、是非、下の文部科学省の専用ページに行ってみてください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/index.htm//

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更新日時:2012-12-11 15:49