京都文教大学オープンキャンパスレポート | ガクラボ
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京都文教大学オープンキャンパスレポート

 

京都文教大学のオープンキャンパスへ見学に行ってきました。臨床心理学科の模擬授業を受けてきたので、その内容を紹介できればと思います。また、キャンパスの様子も合わせてお楽しみください。

 

 

京都文教大学は日本で初めて臨床心理学部を設置した学校です。高石浩一先生から学科説明のお話を聞くことが出来たのですが、とてもわかりやすく、面白おかしく、どのような勉強をするかを説明して頂きました。

 

まず臨床心理に出てくる“臨床”の意味を高校生のみなさんはご存知でしょうか。心理学には、教育心理学・社会心理学・宗教心理学・スポーツ心理学など、他にも色々な種類があります。他のものは何となく内容を想像できますが、おそらく“臨床”だけは名称を聞いても内容がわからないのではないでしょうか。

 

“臨”は臨むという言葉からきています。その意味は「(目の前に)向かい対する。面する。」というものなので、臨床は「“床”に向かい対する。」ということになります。では、その“床”は何を指しているのでしょう。

 

“床”だけだと、通常は「布団などの寝具を調えた場所。また、その布団など」という意味です。ただ、ここでは他の意味が含まれています。臨床の“床”、それは「死の床」を指しています。つまり、「死に向かい対する心理学」こそが、臨床心理学の本質だそうです。

 

高石先生は、昔を振り返って「理科や数学だと自分より勉強できる人がたくさんいた。大学でも負けるのは嫌だし、今までに習ってないことを一から始めたかった。それに心理学はモテそうな気がするので進路を決めた。それが“死と向きあう学問”と聞かされて、面食らった。笑」と話してくださいました。

 

現代には、不登校・引きこもり・うつ病・依存症など多くの心理的な問題を抱える事例があります。これらに臨床心理の立場から取り組んでいく非常にやりがいのある学問だと思いました。また、京都文教大学には臨床心理士の先生が24名も在籍されており、他の学校にない実習を多く行なっているそうです。

 

ちなみに、ガクラボにはこのような口コミもありました。

 

「臨床心理士を目指す人間にとっては、最高の環境かと。下手な国公立行くよりは、恵まれた教育を受けられると思います。女性が多いですが、男性も少なからずおります。専門的かつ実践的な授業が多く、そこから学べることは確実に将来に生かせると思います。しかし、心理職以外の就職を目指す場合、少々生かしにくいところが有るかと思われますので、気軽に「心理面白そう」といったノリで入ると後悔されるかもしれません。自分の中で「これをやりたい、学びたい」という芯が有る方に向いている大学だと、私は思います。」

 

まだまだオープンキャンパスは行なっているようなので、臨床心理学に興味のある方は是非参加してみてください。また、こちらから京都文教大学の資料請求が出来ます。

 

キャンパスの風景

キャンパス風景

模擬授業をした教室

食堂の様子

カツカレー360円 安くて美味い!

サークル活動

キャンパスの雰囲気はとても良かったです。資料請求はこちらからどうぞ!

更新日時:2012-08-08 17:56