旅行業界は大きく分けて、「一緒に旅行へ参加してサポートするもの」と、「旅行に行くまでをサポートするもの」の２種類の仕事があります。ここではその代表的な旅行業界の仕事を紹介していきます。

 

 

「一緒に旅行へ参加してサポートするもの」

団体のお客さんと一緒に旅行へ行き案内をするツアーコンダクター、海外に住みながら旅行に 来た日本人を案内するランドオペレーターなどの仕事があります。一緒に現地まで行くので普段行けないような場所へ行くことが出来たり、同行中の食事代や宿 泊費は自分で出さなくても良いので生活費があまり必要ないというメリットがあります。ただその分、自分のプライベートな時間が削られてしまうのがデメリッ トでしょうか。また、旅行をする人がいないと収入がないので、時期や社会状況によって収入が左右されやすい一面もあります。

 

「旅行に行くまでをサポートするもの」

旅行の企画を立てるツアープランナーが代表的な仕事です。ツアープランナーになる人は、それまでにコンダクターとして実務経験を積んでいることが殆んどで、お客様が何を望んでいるかを考えて、観光地やイベント、宿泊先などを総合的に演出する仕事です。旅行の満足度をあげるために、世界の観光地の新スポットの把握や流行をプランに組み込めるなどのアンテナの高さが必要になります。最近はインターネットから情報を集めての個人旅行が増えてきているので、旅行会社によってますますツアープランナーは重要になるでしょう。繁忙期は非常に忙しいですが、やりがいのある仕事です。また、収入は旅行会社に勤務することが一般的なので、他の仕事に比べると安定するでしょう。

 

 

 

 

旅行業界の仕事は語学力を求められるので、観光系か語学系の学部・専門学校に進んで、旅行会社などに就職するのが一般的です。業務の中には資格が必須なものもありますが、就職する前に取る必要はないので気にしなくても大丈夫です。

 

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